日プ女子を見て思ったこと①

アイドル

①人の魅力ってなんだろう?

 日ぷガールズが終わった。ガールズザバイバルオーディション番組。新しいガールズグループメンバーを国民プロデューサーの投票で決める。もうね!ドキュメント映画、少女の成長物語とメンバーとの人間模様、シリーズ映画を見ているみたいな感動巨編だった。終わってほしくない、でも最後の結末早く知りたいって気持ちとで本当にドキドキの毎日朝から晩まで目一杯楽しませてもらった。

 私はこの番組で推しがいた。この子を見ていると気分が上がる、元気になる、ずっと見ていたい、応援したいって思える子。メンバーどの子も一生懸命でみんないいところがあって見ていて楽しいんだけど、見れば見るほど自分の好きな子を目で追ってる。テンションが上がる。でも推しの子と推しでない子と何が違うの?上位の子と下位の子では何が違うの?だんだん人数が絞られて少なくなってくると実力も見た目も評価の高い子ばかり。みんな可愛い。ダンスも歌も上手。ただ、大人数では気づけなかったちょっとした差がはっきり見えてくる。こちらもよーく見るようになる。目線、表情、お化粧、髪型、本当にほんの少しの差が浮き上がって見えるようになる。みんな本当に研究してる。自分がどんな風に周りから見られているかをよく分析して、魅力とは何かを研究して少しでもそれに近づけようと努力してる。そして全員が成長してる。なのにこの子だけ特別と思わせる何かとは何だろうと考えてみた。

 オーディション合格の目標→魅力的とは何か研究、予想を立てる→自分を客観的分析して→足りている部分と足りない部分を挙げる→改善方法を決めて実行→結果→分析→研究→実行→・・・これって企業のデータ分析じゃん。これを淡々とできた子、淡々とできる子が上位に入った気がする。私の予想だけど。「淡々と」とあえて書いたのは結果に一喜一憂しないことがまたひとつ魅力の要因なのかなとこの日ぷを見て思ったから。評価クラスが落ちたり、自分の思うような歌が歌えなくて泣く子よりも、改善していこうと前を向く子に魅力を感じるし、その姿を見て自分もそうなりたいと思った。

 そう思えるか思えないかはどこが違うのか更に考えてみた。前向きに向上して進もうとする子ははっきり目標を持っているからだと思う。デビューを勝ち取った自分はどんな姿でいるかを想像したら、きっと背筋はピンとしてキラッキラの笑顔で自信に満ちているはず。それが想像できる子はクラスが落ちようと上手く歌えなかろうと、泣いたりせず爽やかな表情が自然と出るんじゃないかな。誰も暗いアイドル推したくない。愚痴ばかりの子好きにはならない。私はアイドルを見て元気をもらいたいから。しかもその目標はその子にとってテンションが上がるもの。勉強が好きでない子が世間一般から見ていい大学とされるところに入ろうと目標を挙げたとしても、自分がそこに入ってワクワクしたり、嬉しい気持ちがしないのであれば目標にしてもきっと同じように頑張れない。人がなんと言っても自分が心から気分が上がると思える目標。それがあればそこに向かって進める。

 でもね、口で言ってもなかなか難しいよね。思う通りに行かなかったら落ち込むし泣くよね。できる人と比べて羨ましく思ったりもする。だからこそ、この番組で強く目標に向かっている子を見ると立場や年齢も違うけど、マインドは自分もこうなりたい!って、キラキラした自分に向かって成長していきたいっていう気持ちが湧いてきて、その子に理想の自分を投影したくなる。その子を応援したくなっちゃうんだと思う。アイドルって理想の人間像なんだな。

 まだまだ書きたいことあるので続きはまた次回。

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